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式とステートメント

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概要

変数と式」で少し言葉としては出しましたが、 プログラミング言語の構文には大きく分けて式(expression)とステートメント(statement: 文、平叙文)という2種類のものがあります。

最近のプログラミング言語ほど式の比率が高くなっています。 C#でも、バージョンを重ねるごとに、式になっている構文が増えています。

基礎」と「構造化」のセクションで、C#の式とステートメントの結構な割合を紹介しました。ここで1度、この式とステートメントの区別についての話をしておきます。

式とステートメント

式とステートメントは、大まかに言うと以下のようなものです。

  • (expression): 割とどこにでも書ける代わりに戻り値が必須
  • ステートメント(statement): 戻り値がなくてもいい代わりに書ける場所がブロック内に限られている

式

ステートメント

ステートメント(文)
数式っぽい構文が多い 制御構文が多い
どこにでも書ける ブロック内(関数本体の中など)にしか書けない
いろいろ組み合わせて書ける そんなに組み合わせの幅はない
戻り値が必須 戻り値がない

式やステートメント(文)の一覧は、「C# の式と文の一覧」にまとめてあります。

書くことの予定

https://github.com/ufcpp/UfcppSample/issues/100


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